サッカーのプレーには、ボールを持っている時(オンザボール)と、ボールを持っていない時(オフザボール)があります。
テレビのサッカー中継や、スポーツニュースのサッカーダイジェストでは、ボール中心に映しだされるため、ボール中心のアングルになりがちです。
しかし、サッカーの試合で活躍するには、オンザボールと同じくらいオフザボールの動きも大切なのです。
今回は、オフザボールの動きについて説明していこうと思います。
サッカーは1試合90分ですが、一人のプレーヤーがボールを持つ時間は、約2分だと言われています。
つまり、残りの88分はオフザボールだということです。
この88分をどう使うかが、試合で力を発揮できるプレーヤーと、発揮できないプレーヤーの分かれ目になります。
さらには、試合の勝敗を左右することにもなります。
オフザボールの動きは、よくFWのプレーヤーで注目されます。
世界的にも有名なのが、元イタリア代表のフィリッポ・インザーギさんです。
突出した技術や身体能力があるプレーヤーではありませんでしたが、圧倒的な得点感覚でゴールを量産しました。
インザーギさんのプレーを評価するのに、「ゴールへの嗅覚が優れている」という言葉がよく使われます。
絶妙なポジショニングでこぼれ球に反応したり、相手DFとの駆け引きでオフサイドラインを突破するなど、ゴールに直結する動きが突出していたからです。
特に、オフサイドラインを突破するプレーは、突出していました。
具体的には、インザーギさんは、プルアウェイというオフザボールの動きを得意としていました。
足元でパスを受けるフリをしてボールに寄って行き、相手DFが付いてきたところで、DFの裏を取るというプレーです。
この動きで何度もオフサイドラインを突破し、ゴールを決めていました。
このように、インザーギさんのゴールの秘訣は、ボールを持っていない時の動きにあったのです。
オフザボールの動きが必要なのは、FWだけではありません。
当然MFやDFにも必要な戦術です。
イニエスタ選手やシャビ選手も、オフザボールの動きを見事に使いこなしています。
このようなオフザボールの動きは、ただボールを蹴っているだけでは身に付きません。
オフザボールのトレーニング法については、次回お送りしたいと思います。
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しかし、我流で練習するよりも、一流の指導を受けた方が、はるかに早く、はるかに効果的な動き方を身につけることは間違いありません。
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