こんにちは、どーなです。
前回は、オフザボールの動きのセオリーとして、「パスコースを作る」について解説しました。
>オフザボールの動きのセオリー1‐パスコ‐コースを作る<<
「パスコースを作ると言っても、具体的にどう動けばいいの?」と思った方もいらっしゃると思います。
そこで、今回は、オフザボールの動きのセオリーとして「パスコースを作るポジショニング」について解説したいと思います。
パスコースを作るポジショニングのキーワードは、ズバリ「三角形」です。
パスコースは、少ないよりも多い方が良いに決まっています。
例えば、ボールを持った選手に対して、2人の味方が一直線に並んだらどうでしょうか?
この状態では、パスコースは1つしかできませんね。
これに対して、ボールを持った選手を頂点に、三角形を作るようにポジショニングしたらどうでしょうか?
この状態だと、パスコースが2つできます。
このような三角形を、パスの通った先で、次々に作っていけば、パスコースは無限に生まれます
ただし、ただ三角形を作ればいいわけではありません。
三角形の中に相手を入れることが大切なポイントです。
「鳥カゴ」と呼ばれるパス回しの基礎練習があります。
3対1や4対2など、適当な大きさのグリットをオフェンスが囲んでパスを回し、
グリットの中に入ったディフェンスがボールを奪うというお馴染みの練習法ですね。
この練習の形をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。
なぜ、相手を三角形の中に入れることが大切なのでしょうか?
例えば、三角形の外に相手がいたらどうでしょうか?
この状態では、相手は、自分の目の前でパスが回っているため、ボールを見失うことがありません。
これに対して、三角形の中に相手がいたらどうでしょうか?
この状態で味方にパスを出すと、相手は自分の死角へボールが入るため、一瞬ボールを見失います。
そして、守備をするために体の向きを変えなければなりません。
このように、相手の死角にボールが動くたびに、相手は体の向きを変えなければならず、
これを繰り返していると、その内相手はパスの動きについていけなくなります。
このように、パスコースを作るポジショニングのセオリーは、
「ボールホルダー(ボール保持者)を頂点にして、相手DFを取り囲むように三角形を作ること」です。
これをピッチ全体を使ってできれば、ボールポゼッションは大きく向上します。
世界のサッカーをリードするFC.バルセロナのサッカーは、ピッチ全体を使って、大小様々な三角形を作っているのです。
そして、次々と三角形を生み出すためには、やはりオフザボールが大切なポイントです。
オフザボール時、ボールの動きと周りの状況をよく見ます。
そして、パスの流れを把握し、どの位置に、どのタイミングで動けばいいか、を常に考えておくことが大切です。
鳥カゴを行う時に、ただパスを回すだけでなく、パスコースを作るポジショニングを意識しながら行うと、より試合で活きる練習になるでしょう。
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