タメを作るドリブル練習法‐檜垣裕志DVD

2013.10.13|檜垣裕志DVDサッカーテクニック向上メソッド

大人になってからサッカー、フットサルを始めたプレイヤーの多くは、ドリブルを身に付けるのに苦労しています。
なぜなら、ドリブル上達のために、本当に大切なポイントを知らないからです。
私も、このポイントを意識してプレーすることで、ドリブルの安定感、ボールキープの安定感が増しました。



今回は、ドリブル上達のポイントを、タメを作るドリブルを例に考えていきましょう。



試合中、相手に寄せられると慌ててしまう
試合中、パスコースがないと焦ってしまう

というのは、ボールキープができないことが原因です。



ここで言うボールキープとは、ボールと相手の間に体を入れてキープすることだけではありません。



タメを作るドリブル練習法


相手が寄せてきたら、かわすことができる、
パスコースがなかったら、タメを作れる、
ということも含めてボールキープと呼ぶことにします。



特にフットサルでは、サッカーのような突破のドリブルを使うことは少ないですが、相手をかわす、タメ作る、というドリブルを多用します。
サッカー、フットサルの試合では、たった1~2秒間タメを作ることができれば、チャンスにつながるパスコースができることがよくあります。



1~2秒間のタメを作れずに、ボールを失ってピンチになるか?
1~2秒間のタメを作って、パスコースができてチャンスになるか?

ピンチとチャンス差は、ほんの1~2秒ボールを持てるかどうかにかかっていることがよくあるのです。



タメを作るドリブル練習法


たった1~2秒ボールを持つだけです。
シザースなどのフェイント技術も必要ありません。
今からメッシ選手のようなドリブラーになることは難しいかもしれませんが、これならできそうな気がしませんか?



では、タメを作るドリブルを身に付けるには、何を意識して、どんな練習をしたらいいのでしょうか?



タメを作るドリブル技術を身に付けるポイントは3つあります。

1.ボールと自分の体を自由に動かせる
2.ボールを持ちながら、相手の体勢を見ることができる
3.相手に取られないボールの置き場所を把握している




そして、これらのポイントを押さえるために具体的に意識することは、
使い慣れた利き足の前にボールを置くことです。



無理に両足を使おうとする必要はありません。
使い慣れた利き足の前にボールを置くことで、自由にボールコントロールできます。
また、精神的に余裕を持つことができるので、相手の体勢や周りの状況を見ることができます。



そして、利き足の前にボールを置いて余裕を持つことができるようになるためには、利き足の技術を磨く練習が必要です。



大人のプレーヤーは、チームメイトと二人以上で練習する機会が限られており、一人で練習することが多くなると思います。
そこで、檜垣裕志DVD「サッカーテクニック向上メソッド」から、こんな練習メニューを紹介します。



タメを作るドリブル練習法


マーカーで4~5m四方のグリッドを作ります。
その中で、利き足だけを使って自由にドリブルをします。
インサイド、アウトサイド、足の裏など、色々な部分を使ってドリブルしてください。
この時、ボールは関節視野でとらえ、ルックアップしてドリブルすることを心がけてください。



初心者プレイヤーでもできる簡単な練習法ですね。
中級者以上の方には物足りないと思うので、障害物を置くなど、少し難易度を上げて行ってください。



シンプルな練習と侮るなかれ!
大事なのは「何を意識して練習するか?」です。
この意識の差が、効果的な練習にするか、意味のない練習にするかの分岐点になります。



この練習メニューで意識することは、ボールの置き場所です。

・常に利き足の前にボールを置けているか?
・いつでも何でもできる場所(前後左右どこにでも行けて、ドリブル、パス、シュート何でもできる場所)にボールを置けているか?
・相手に取られない場所にボールを置けているか?



このドリブル練習では、利き足の技術の上達、利き足の前にボールを置く意識を高めることができます。
サッカー、フットサルの試合で、1~2秒間のタメを作るのは、とっさの判断が必要になります。
このとっさの判断ができるかどうかは、利き足の技術があるかどうかにかかっています。



私も檜垣裕志さんのDVDを見て、利き足を意識してプレーすることの大切さに気付かされました。
私の場合、利き足を意識してプレーすることで、プレーの安定感が増しました。
なぜなら、利き足のプレーに特化することで、迷いがなくなったからです。



両足を使うと、プレーの選択肢は増えます。
しかし、ミスの可能性の高い逆足のプレーを選択肢を敢えて無くし、選択肢を少なくすることで、迷いがなくなるという効果もあるのです。



敢えて選択肢を少なくする。

逆転の発想ですね。



しかし、利き足を意識してプレーするというのは、簡単なようで、実は難しいことです。
私は、プレーの流れでついつい逆足側にボールを置いてしまい、パスを出すタイミングを逃してしまったということが、いまだにあります。
まだまだ檜垣裕志さんのDVDで勉強し、練習していく必要があるようです(^^ゞ



利き足の技術を高める練習法、利き足への意識を高める練習法は、檜垣裕志DVD「サッカーテクニック向上メソッド」で学ぶことができます。
利き足を軸にしたプレーは、サッカーにも、フットサルにも応用できる発想です。
効率よく上達していくために、学んでおいて損はないDVD教材だと思います。



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サッカー、フットサルでは、ボールを持てるようになると、落ち着いてプレーすることができます。
ドリブルは、ボールを持つための重要なテクニックです。

一般的に、「ドリブルなどボールを扱う技術は小学生年代までに身に付けておくべきだ」と言われています。
ドリブルの指導法をまとめた本やDVD、動画も少年サッカーを意識したものがほとんどです。
しかし、これは「大人になると、身に付かない」ということではありません。

大人でもドリブル練習をすることで、ドリブル上達は可能です。
重要なのは、「ドリブル上達のためのドリブル練習法を徹底して行っているかどうか」です。
適切なドリブル練習法を行うことで、ドリブル上達のスピードは大幅に上がります。

このサイトでは、実戦的なドリブル練習法、コーンやマーカーを使った自宅でできるドリブル反復練習法などについて紹介していきます。

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