こんにちは、どーなです。
ドリブルには色々な使い方があります。
ボールを前方へ運ぶためのドリブル、
味方が攻め上がる時間を作るためのドリブル、
パスコースを作るためのドリブル・・・
数あるドリブルの用途の中で、あなたが一番関心があるのは、相手を抜くドリブル、相手をかわすドリブルではないでしょうか?
何を隠そう、実は私もドリブルで相手を抜き去った時の快感にハマって、サッカー、フットサルにのめり込んだ一人です(^^ゞ
ドリブルで相手の逆を取った瞬間!
相手が出した足をかわした瞬間!
あの瞬間の爽快感は、どれだけサッカー、フットサルを続けていても変わりませんね。
というわけで、今回は、ドリブルで相手を抜くコツ、相手をかわすコツを紹介していきたいと思います。
ドリブルで抜くコツは、相手の重心を見極めることです。
「なんだ、そんなの当たり前のことじゃないか・・・」
そう、当たり前のことなんです。
しかし、サッカー、フットサルで一番大切なことというのは、実は当たり前のこと、シンプルなことの中にあります。
重要なのは、当たり前のことを、どれだけ掘り下げて考えていけるかです。
突破のドリブルには、色々なスタイルがあります。
ネイマール選手のように、フェイントを駆使して抜くスタイル。
メッシ選手のように、相手の重心を見極めて抜くスタイル。
ロッベン選手のように、スピードを活かして抜くスタイル。
どれも異なるスタイルですが、1つの共通点があります。
それが、相手の重心を見極めることです。
ネイマール選手は、フェイントを掛けて相手の重心が傾いた瞬間に、その逆を取って抜いていきます。
メッシ選手は、いつでも方向転換できるよう細かいタッチで相手との間合いを取り、相手の重心が傾いた瞬間に、その逆を取って抜いていきます。
ロッベン選手は、相手の両足が揃ってスピードを出せない体勢になった瞬間にスピードアップして、置き去りにしていきます。
彼らは、世界屈指の突破力を持ったドリブラーですが、決して身体が大きいわけではありません。
身体をぶつけるような勝負をしたら、おそらく彼らよりも強いDFはたくさんいるでしょう。
しかし、彼らは相手の重心を見極め、逆を取ることで、相手にぶつかられることなく突破することができるのです。
ドリブルのスタイルは、各々の好きな選手を研究していただくとして、
一番肝心なポイントである相手の重心を見極めるコツは何なのでしょうか?
このコツについて的確な理論を提唱している方がいます。
それは、明光サッカースクールでヘッドコーチを務める檜垣裕志(ひがきゆうし)さんです。
檜垣さんは、17歳でサッカーを始め、カズ選手に続き、日本人で2番目にブラジルでプロサッカー選手になったという経歴の持ち主です。
檜垣さんが提唱しているのは、利き足の前にボールを置くという理論です。
使い慣れた利き足の前にボールを置くことで、前後左右あらゆる方向へ行くことができます。
相手がボールを取りに来れば交わすこともできます。
味方が動き出せば、パスを出すこともできます。
使い慣れた利き足の前にボールを置くことで、精神的に余裕を持つことができます。
この余裕こそ、相手の重心を見極めるのに大切なポイントなのです。
「この位置にボールを置けば、絶対に取られない!」
そういうボールの置き場所を身に付けているプレーヤーだけが、相手の重心を落ち着いて見極めることができるのです。
このことは、世界のトッププレーヤーを見ると一目瞭然です。
ドリブルをする時、彼らは、必ず利き足の前にボールを置いています。
ネイマール選手は右足、メッシ選手は左足、ロッベン選手は左足の前に置いています。
日本では、両足を均等に使えることが良しとされています。
ドリブルも、両足を使ってできるように練習します。
日本のサッカー、フットサル界では、このことが常識化されており、誰も疑問を持ちませんが、本当に重要なのでしょうか?
それなら、なぜネイマール選手たちは、利き足を優先的に使うのでしょうか?
「理論」と言うと、何となく実戦的ではない感じがしてしまいますが、これは、檜垣さん自身がブラジルでのプロ経験から得た実戦的な教訓です。
ブラジルでは格好を重視するのではなく、
ボールを持てるようになるには、どうするのが最も効率的か?
という実戦主義の考え方に基づいているようですね。
檜垣裕志さんのサッカー、フットサル上達法は、「サッカーテクニック向上メソッド」というDVDで学ぶことができます。
このDVDでは、利き足の前にボールを置くための練習法、利き足でプレーするためのポイントについて解説されています。
DVDに収録されているドリブル練習メニューはシンプルなので、上級者には物足りないかもしれません。
初心者から、サッカー、フットサル歴2~3年の中級者の方は、我流の癖がつく前に、正しいボールの持ち方をこのDVDで学んでおくと、後々の上達に差が出てくると思います。
>>檜垣裕志のサッカーテクニック向上メソッド(特典付き)の詳細はコチラ<<
サッカー、フットサルでは、ボールを持てるようになると、落ち着いてプレーすることができます。
ドリブルは、ボールを持つための重要なテクニックです。
一般的に、「ドリブルなどボールを扱う技術は小学生年代までに身に付けておくべきだ」と言われています。
ドリブルの指導法をまとめた本やDVD、動画も少年サッカーを意識したものがほとんどです。
しかし、これは「大人になると、身に付かない」ということではありません。
大人でもドリブル練習をすることで、ドリブル上達は可能です。
重要なのは、「ドリブル上達のためのドリブル練習法を徹底して行っているかどうか」です。
適切なドリブル練習法を行うことで、ドリブル上達のスピードは大幅に上がります。
このサイトでは、実戦的なドリブル練習法、コーンやマーカーを使った自宅でできるドリブル反復練習法などについて紹介していきます。
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