若い選手には敵わない・・・
スピード、体力がないと試合では通用しない・・・
練習頻度の少ない社会人プレーヤーは、これ以上上達できない・・・
そんなこと誰が決めたんですか?
若手には若手の、ベテランにはベテランのプレーがあります
サッカーは、スピード、体力がなくてもプレーできます。
社会人プレーヤーだって、上達できる方法があります。
その証拠が、これです。
おびただしい本、DVDの数・・・
全部サッカー関係の本やDVDです。
なぜ、これが証拠なのかと思った方もいるでしょう。
これから説明していきます。
こんにちは、社会人プレーヤー専門コーチ どーな です。
ここは、本屋さんではありません。
私の本棚です(^^ゞ
(実際には、ここに入りきらない物が、まだまだあります)
サッカージャーナリスト?
サッカーマニア?
いいえ、私は社会人プレーヤーをしながら、ブログ、メルマガを通して、サッカー・フットサルプレーヤーのお悩み相談に乗っている社会人プレーヤー専門コーチです。
(↓こんな感じで相談に乗っています^_^)
なぜ、この本やDVDが証拠なのか?
これからお話していきます。
私がサッカーを始めたのは、高校生の時でした。
ちょうどJリーグが始まり、ドーハの悲劇をテレビで見たのが、サッカーに興味を持ったきっかけです。
高校のサッカー部は、小学生からサッカーをやっていた選手ばかりで、私はかなり遅いスタートでした。
しかも、背が低く(現在も身長162cm)、足が速いわけでもありませんでした(50m走最高タイムは高2の7.2秒)。
勉強そっちのけで、サッカーの練習ばかりしていましたが、周りとの実力差は大きく、結局一度も公式戦に出場することなく、私の高校サッカーは終わりました・・・
それでもサッカーが好きだった私は、大学でもサッカー部に入りました。
私のいた大学サッカー部は、東海地方で上の下くらいのレベル。
冬の全国高校サッカー選手権大会に出場したような選手が何人もいるようなチームでした。
しかし、チームメイトのアドバイスと猛練習のおかげで、大学4年時には念願のレギュラーを獲得しました。
そして、大学卒業後は社会人リーグのチームに入りました。
22歳の頃です。
社会人リーグでは、大学時代の財産でプレーできました。
当時は、大学リーグでバリバリにプレーしていた頃の体力、技術がまだ残っていたのです。
「社会人リーグって大したことないな」なんて、生意気なことを考えていたものです^^;
しかし、その財産もやがて尽きてしまいます。
年齢を重ねるにつれて、徐々に瞬発力が衰えてきました。
対戦相手には、自分より若い選手が増え、今までの体力任せのプレーが通用しなくなってきました。
さらに、味方にも自分より若い選手が増えてきました。
パワー、スピード、スタミナ、全て彼らの方が上です。
若い選手の積極的なプレーを横目に、思うようなプレーができない自分・・・
徐々に積極的なプレーができなくなり、若手に遠慮するようなプレーをするようになりました。
(「若いヤツに花を持たせてやらないと」なんて口では言っていましたが・・・)
そして、大好きなはずのサッカーが、つまらなくなっていきました。
しかし、悪いことはこれでは済まなかったのです。
30歳の頃です。
ある日、突然腰に激痛が走り、そのまま動けなくなってしまいました。
救急車で病院に運ばれ、下された診断は椎間板ヘルニア。
今までの激しい運動の積み重ねが、腰に負担をかけていたようです。
1周間の入院の後、2ヶ月間のリハビリ。
その間は、プレーできませんでした。
さらに、医師からは、これまでのような激しい運動は控えるように言われました。
一生懸命練習し、プレーしてきた結末が椎間板ヘルニア・・・
「自分は、何をやってきたんだろう・・・」
泣きたくなりました。
2ヶ月後、プレーには復帰しましたが、これまでのようにフルパワーでプレーすることはできません。
練習頻度も、それまでの週4日から週2日と半分になってしまいました。
その後も腰痛が再発し、動けなくなることが何度もありました。
「そろそろ潮時かなぁ・・・」
「引退」の文字が頭をよぎるようになりました。
そんな時、1枚のDVDに出会いました。
偶然インターネットで見つけた早野宏史さんのDVDです。
DVDでは、オフザボールの動き、状況判断といった、ボールを持たない時のプレーが解説されていました。
味方との連携で相手を崩す。
味方の長所を引き出す。
相手を見てプレーする。
頭を使ったプレー。
それまで、自力で突破することを最優先に考えていた私にとって、この考え方は革命的でした。
「こんなプレーの仕方もあるんだ」
私のプレーの価値観に変化が起こり始めました。
それ以来、色々な本を読みあさり、DVDを見て、どんどんサッカーの勉強するようになりました。
「サッカーって、こんなに奥が深いスポーツなんだ!」
勉強すればするほど、サッカーの本当の楽しさが分かってきました。
勉強した本、DVDは、200冊(枚)以上!
これまでサッカー、フットサル上達に投資した金額は100万円は超えています^^;
しかし、そのおかげで、新たなプレーの価値観を確立することができました。
プレーの価値観が変わると、プレーのアイディアが一気に広がります。
フルパワーでプレーできないなら、フルパワーを出さななくてもいいプレーすればいいんじゃないか?
スピード、パワーで敵わないなら、スピード、パワーで勝負しなければいいんじゃないか?
スピード、パワーが必要な仕事は、若手にやってもらえばいいんじゃないか?
「今の自分でも十分プレーできる!」
新たなプレーの可能性に、ワクワクが止まらなくなりました。
・・・で、結局「引退」などという考えはどこかに吹き飛んでしまいました(笑)
現在30代半ばで、チームでは2番めのベテランになりましたが、10代、20代の選手に混ざって、80分間フル出場しています。(私の所属しているリーグは、40分ハーフ)
タイミングよく動き出すことができるようになったため、以前よりパスを受ける回数が増え、チャンスに絡む回数も増えました。
おかげで、チームメイトからは、「最近、めっちゃ走ってますよね」などと言われたりします。
実際には、以前より運動量は少なくなり、かなり楽しているのですが・・・(^^ゞ
ボールに絡む回数が多いと、運動量が多いように思われるんですね(笑)
また、サッカーというゲームを以前より理解したため、色々なポジションをできるようになりました。
「自分の能力なら、このポジションでは、こういったプレーをすれば効果的なプレーができる」ということが分かるからです。
以前は、サイドハーフとサイドバックしかできなかったのですが、現在はFW、トップ下、ボランチでもプレーしています。
プレーの価値観を変える。
プレーの価値観とは、
「サッカーとは、こうやってプレーするものだ」
「これが、自分のプレースタイルだ」
といった一種の思い込みです。
これが良く作用すると、軸がブレなくなり、プレーに迷いが無くなります。
逆に、悪く作用すると、無謀なプレー、自分勝手なプレーにつながります。
そして、プレーの価値観は、自分の状況に合わせて変えていく必要があります。
20代のプレーの価値観と、30代のプレーの価値観は違うのです。
社会人プレーヤーは、年齢と共に身体能力が低下してきます。
それなのに、若い頃と同じ価値観でプレーしていたら、プレーが通用しなくなるのは当然です。
プレーが通用しなくなれば、サッカーが面白くなくなってしまいます。
そうしてサッカーを辞めていく選手を、何人も見てきました。
私も、そうなりそうになりました(^^ゞ
プレーの価値観を自分に合ったものに変えるだけで、可能性はもっと広がるのに…
それを知らずに大好きなサッカー辞めてしまうのは、もったいないと思います。
そのことを伝えたくて立ち上げたのが、このサイトです。
サッカーは、体を動かすスポーツであると同時に、点を取り合う「ゲーム」です。
TVゲームでも、カードゲームでも、ゲームと名のつくものは、頭を使わないと勝てませんよね。
サッカーも同じ。
頭を使わないと勝てないのです。
10代、20代の選手は、体が思うように動くため、体力に任せたプレーが通用します。
そのため、頭を使ったプレーをする必要性を感じられません。
体力任せのプレーは、勢いはありますが、ゲームに勝つという意味では、無駄が多いこともあります。
30代、40代の選手は、身体能力が衰えてくるため、体力に任せたプレーは通用しません。
しかし、若手にはないプレー経験、人生経験があります。
これらの経験を活かし、頭を使うことで、若手の勢いをゲームに勝つためのプレーにコントロールすることができます。
頭を使ったプレーができれば、小難しい足技は必要ありません。
キック、トラップ、ドリブルの基本技術がマスターできていれば十分通用します。
頭を使ったプレーができれば、高い身体能力は必要ありません。
高い身体能力が必要なプレーは、高い身体能力を持った選手に任せればいいのです。
そして、頭を使ったプレーを身に付けるために、一流指導者に直接指導してもらう必要はありません。
自宅でも、頭を使ったプレーを身に付けることはできます。
味方、対戦相手、自分自身を理解し、そしてサッカーというゲームを理解すれば、年齢に関係なく、プレーの可能性が大きく広がります。
そして、サッカーがもっともっと楽しいものになります。
私はこれまで、ブログやメルマガを通して、延べ950名以上のプレーヤーのお悩みにお答えしてきました。
そのため、悩みながらも「もっと上達したい」という向上心のある社会人プレーヤーがたくさんいることを、私は知っています。
このサイトでは、そんなサッカーが大好きな社会人プレーヤーの方に向けて、
私が勉強した200冊(枚)以上の教材の中で本当に役立つ教材、
(あなたは、私のように100万円も費やす必要はありません)
自宅でもできる大人のサッカー、フットサル上達法、
についてご紹介していきたいと思います。
それでは、ごゆっくりお楽しみください。