サッカー・フットサル初心者にとって最初の関門になるのがリフティングです。
自転車に乗るのと同じで、一度コツを掴んでしまえば、簡単に続けられるようになるのですが、そこに至るまでに挫折してしまう人が多いんです。
リフティングで挫折するケースで一番多いのが、いきなり連続でつくのを目指してしまうことです。
経験者が簡単にポンポン続けているのを見て真似するのですが、誰でも初めからできるわけではありません。
大抵2回、3回しか続かないので、そこで挫折してしまうんです。
根性のある人なら、これでもできるようになるのですが・・・
私は、それよりもできることから徐々にハードルを上げていくような練習法をおすすめします。
徐々にハードルを上げていくうちに、気が付くと10回20回と続けられるようになっている、という方がストレスなく上達していけると思います。
では、徐々にハードルを上げるために具体的に何をしていけばいいのでしょうか?
今回は、「一人でもできる!越智隼人のサッカー上達法(超初心者編)」というDVDの中から、いくつかリフティング練習法を紹介したいと思います。
1.手でボールを持って、1回1回キャッチする
ボールを1回つくごとに手でキャッチしながらリフティングします。
足のどこにボールを当てれば、ボールが回転せず、真上に上がるか?
これを1回1回確認しながら行いましょう。
そして慣れてきたら、2回ついてキャッチするというように、つく回数を増やしていきます。
※この動画はDVDの映像ではありません。私がDVDの内容を実演したものです。
2.ワンバウンドリフティング
ボールを1回ついたら、1回地面でバウンドさせてリフティングを続けます。
この練習では、ボールをミートする感覚、ボールを蹴り上げる高さのコントロール、連続してボールをつくためのボディバランスが養われます。
最初は、1バウンドではなく、2バウンド、3バウンドさせても構いませんが、1バウンドで続けることを目標に練習しましょう。
3.ワンバウンドリフティング+1動作
ボールがバウンドしている間にジャンプするなど、別の動作入れながら、ワンバウンドリフティングを続けます。
この練習では、ジャンプからリフティングする体勢に立て直すためにボディバランスの向上につながります。
また、ジャンプする時間を作るために、ボールを蹴り上げる高さを調整する感覚が養われます。
いきなりノーバウンドのリフティングをするのは難しいですが、こうして徐々にハードル上げていくと、自然とノーバウンドでできるようになっていきます。
15回くらい安定して続けられるようになれば、しめたもの。
あとは練習した分だけ回数が伸びていきます。
こうなると、楽しくなってどんどん練習するので、どんどん上達していきます。
どんなに上手い人でも、スタートはあなたと同じでした。
練習して上手くなっていったんです。
今は想像できないかもしれませんが、一度コツを掴めば、100回くらい簡単に続けられるようになります。
今回ご紹介したような手順で練習していけば、ストレスなくリフティングのコツを掴んでいけると思います。
ぜひ、試してみてください。
※今回ご紹介した練習メニューは、DVDの中の一例です。DVD本編にはこの他にも多くの練習メニューが収録されています。
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一人でもできる!元Jリーガー越智隼人のサッカー上達法(超初心者編)は、3枚組のDVD教材です。
DISC1には、今回ご紹介したようなリフティングの他に、ドリブル、ボールタッチ、ステップワークなど、一人でできる練習法が収録されています。
初心者向けのDVDのため、丁寧な解説、徐々にハードルを上げていく練習構成になっており、子供から大人の初心者まで取り組める内容になっています。
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