どーなです。
今回は、吉田康弘さんのDVD「究極のパス上達理論」のディスク2の内容と感想をお伝えしていきます。
>>「吉田康弘の究極のパス上達理論」の概要<<
ディスク2は、ディスク1で練習した技術を、もう少し実戦的な練習の中で使っていく内容になっています。
収録されている練習メニューは、対面パスに色々なアレンジを加えたもので、2人から3人で行うものがメインです。
2人1組で行うシンプルな対面パスから始まり、向かってくる相手DFをトラップでかわしてパスする練習など、判断を伴ったものに徐々にレベルアップしていきます。
レベル的には、初心者~サッカー・フットサル歴1年以上の中級者向けの内容になっています。
ディスク2の練習は、経験者にとっては部活動などでよく行った基礎練習です。
こういった基礎練習は、技術的にはそれほど難しくありません。
練習メニューをこなすだけなら、初心者でもちょっと練習すればできてしまうでしょう。
ただし、一番大事なのは、ポイントを押さえて練習できているかどうかです。
シンプルな対面パスでも、ポイントを押さえて練習すれば、実戦的な技術が身に付きます。
例えば、初心者によくありがちなミスの1つに、トラップしてから次のプレーが遅くなってしまい、ボールを奪われてしまうミスがあります。
このミスの原因の多くは、トラップとキックの動作がバラバラになってしまっていることにあります。
↓こんな感じです。
1.ボールを止めて
2.蹴りやすい位置にコントロールして
3.キック
これでは、トラップからキックまでに3つの動作が必要になってしまいます。
上手いプレーヤーは、これを2つの動作でやってしまいます。
1.トラップと同時に蹴りやすい位置にコントロール
2.キック
これはシンプルな対面パスでも、ポイントを押さえて練習することで、できるようになります。
対面パスで、ワントラップでキックしやすい位置にボールをコントロールすることを意識して練習してみましょう。
まずは、ボールをどこに置けば一番蹴りやすいのかを意識してみましょう。
色々な位置に置いて蹴ってみることで、自分の蹴りやすい位置を見つけることができます。
蹴りやすい位置を見つけたら、今度はそこへワントラップでコントロールできるよう意識して練習しましょう。
ポイントを意識して練習を繰り返すことで、ワントラップで自分の蹴りやすい位置にコントロールする習慣が身に付いていきます。
ところが、同じ対面パスでも、ポイントを押さえて練習していなければ、ただボールを蹴っているだけになってしまいます。
これでは、何も身に付きません。
同じ練習でも、ポイントを押さえて練習しているかどうかで、意味のある練習になるかどうかが決まるのです。
ディスク1の吉田さんのアドバイスは、
どうすれば上手くボールが止まるか?
どうすれば正確なパスを返せるか?
といった技術的なものも多くありました。
ディスク2では、技術的なアドバイスよりも、実戦的なアドバイスが多くなります。
例えば、トラップと同時に体を動かすこと、
パスを受ける時、ボールだけでなく、プレッシャーに来た相手の体勢も見ること、
相手のプレッシャーがある時のパスの受け方のコツ、
パスを受ける時の視野の確保の仕方、
パスを受ける時の動き出しのタイミング、
パスを受ける時のスペースの作り方など、どれも試合でパス回しをするために大切なポイントです。
大人になってからサッカー・フットサルを始めた方は、こういった基礎練習のポイントを丁寧に教わる機会がなかなかありません。
実際に練習する時も、ポイントを理解しないまま、経験者の見よう見まねで行っている方が多いのではないでしょうか?
ポイントを押さえた基礎練習を行い、しっかりした基礎技術を身に付けると、試合でのプレーも大きくレベルアップします。
なぜなら、試合で使う技術のほとんどは、基礎技術だからです。
ディスク2では、キック、トラップといった基礎技術を、実戦の中でうまく使えるようにするための練習を行っていきます。
ディスク1で練習した技術をそのまま応用する内容なので、初心者でもディスク1から順次練習していけば、無理なく上達していくことができると思います。
>>吉田康弘 究極のパス上達理論の詳細はこちら<<
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