どーなです。
今回は、吉田康弘さんのDVD「究極のパス上達理論」のディスク3の内容と感想をお伝えしていきます。
>>「吉田康弘の究極のパス上達理論」の概要<<
ディスク3は、ディスク1、2で練習したことを、対人練習の中で使い、実戦で使えるようにしていく内容になっています。
ディスク3で行う練習は、4対1、3対1のパス回しです。
「鳥カゴ」や「ロンド」とも呼ばれ、日本でもお馴染みの練習ですね。
日本では、ウォームアップの一環として行われることが多いため、この練習のポイントを本当に理解している人は、あまりいません。
これに対し、パスサッカーの本場スペインでは、重要な戦術トレーニングとして位置づけられれています。
子供の頃からこういった練習を繰り返し行い、パス回しの基礎を身に付けているのです。
FC.バルセロナでもパス回しの練習は行われています。
ディスク3では、練習中にポイントとなるプレーが出ると、プレーを止めて吉田さんが解説する形になっています。
たとえば、サポートに動き出すタイミング、
パスをもらう時の体の向き、
DFがプレッシャーに来た時のトラップのコツ、
DFにカットされにくいパスの出し方、
パススピードの使い分け方のコツ、
パスを出したあとの動き方など、実戦的なアドバイスがメインになっています。
また、2タッチ以下、絶対2タッチ、ダイレクトのみと、色々な条件を設定していきます。
社会人チーム等でも、条件を設定してこの練習を行っている所が多いのですが、
「条件を設定した方が難易度が上がるから、練習効果も高くなるだろう」
と、何となく設定しているだけのチームもあります。
しかし、わざわざ条件を設定するということは、それなりの理由があるわけです。
条件を変えれば、練習で意識すべきポイントも変わります。
それを理解して練習することで、練習の効果が大きくアップします。
ディスク3では、条件を変えることで、何を意識すべきなのかについても解説しています。
では最後に、こういったパス回しを応用すると、試合でどんなプレーができるのかをご覧下さい。
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>>FC.バルセロナのパス回しの分析動画<<
いかがでしょうか。
動画を観てお気付きになった方もいらっしゃると思いますが、バルサのパス回しのポイントは三角形にあります。
「三角形」とは、ボール保持者に対して三角形を作るようにサポートすることを言います。
こうすることで、2つのパスコースが作ることができるのです。
4対1、3対1のパス回しは、三角形を意識しやすい練習なので、きちんとポイントを押さえて行うことで、三角形を作る感覚を養うことができます。
もちろん、バルサのようなパス成功率を実現するには、個々のスキルの高さが不可欠です。
しかし、バルサのパス回しも、4対1、3対1のパス回しが基礎になっていることがお分かり頂けたと思います。
どんな練習も、ポイントを意識して行うかどうかで、全く別の練習になります。
ボール回しをただのウォーミングアップで終わらせるか、パス回しの基礎を身につけるための練習にするのか?
それは、練習している人の意識の高さにかかっています。
ディスク3では、4対1、3対1のパス回しのポイントを、詳しく解説しています。
ここで学んだポイントを意識して練習することで、普段何気なく行っていたパス回しが、全く違う練習へと変わっていくと思います。
>>吉田康弘 究極のパス上達理論の詳細はこちら<<
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