檜垣裕志DVD「サッカーテクニック向上メソッド」から学べること何か?
私がDVDの内容を実践した感想をレビューしてみたいと思います。
檜垣裕志DVDでは、利き足をメインに使ってプレーすることが大事だと言っています。
檜垣さんがコーチを務める明光サッカースクールでも、そういった指導をしているようです。
また、檜垣さんのブログでも、繰り返し利き足の重要性について書かれています。
日本では、「両足とも同じように使えるように」というのが常識的な発想なので、異端なDVDとも言えますね。
それで、このDVDを実践してどんな効果があったか?
あなたが一番気になるところだと思います。
私が実践して一番効果を実感したのは、ピッチ中央でパスを受ける時でした。
以前はセンターでパスを受ける時、
右から来たボールは左足のインサイドでトラップし、左足の前にボールを置く、
左から来たボールは、右足のインサイドでトラップし、右足の前にボールを置く、
というプレーをしていました。
こういうボールの持ち方は、教科書的には正しいボールの持ち方だと思います。
こうすることで、体が開き、広い視野を確保することができるからです。
しかし、私は左利きなので、右足の前にボールを置いた時は、どうしても不安感がぬぐえませんでした。
だから、ピッチ中央で左サイドからのボールを受けるのは苦手だったのです^^;
実は、このプレー絡みで、失点につながるミスをしたことがあります(汗)
ある試合で、私はボランチで出場していました。
左サイドからパスをピッチ中央で受け、右足でトラップし、右足の前に置きました。
そして、右サイドへサイドチェンジしようと、右足でロングパスを蹴りました。
ところが、右足で蹴ったこのパスが、キックミスになってしまい、相手にカットされてしまいました。
そのままカウンターを受け、失点につながってしまったのです。
私は、右足が全く蹴れないわけではありません。
キック練習のようにフリーな状態でなら、30mくらいの距離なら右足で蹴ることができます。
しかし、試合は、相手のプレッシャー、味方の動き出しなどを気にする必要があり、自分のタイミングで蹴ることができません。
そのため、逆足でのプレーは、どうしてもミスの可能性が高くなってしまいます。
檜垣裕志DVDでは、ファーストタッチで利き足の前にボールを置くように指導しています。
そこで、チーム練習時に実践してみました。
いつものナイター練習
ピッチ中央で、左サイドからのボールをトラップし、左足の前に置く。
この場合、トラップは右足のインサイドで行いますが、ワントラップで左足の前に置くように意識しました。
(左足のアウトサイドでトラップしてもいいのですが、強いパスが来ると、まだアウトのファーストタッチで正確にコントロール技術がありません^^;)
すると、安定感に違いが出ました。
左足の前にボールを置いておけば、ロングパスもショートパスもできます。
相手DFが寄せてきても、かわしたり、キープすることができます。
「色々な状況に対応できる」という安心感により、精神的に余裕ができました。
精神的に余裕ができると、こんな効果がありました。
・いつもより周りが見えるようになる
・積極的にパスコースに顔を出せるようになる
・プレーが正確になる
・プレーのアイディアが豊富に出てくる
ピッチ中央で、左から来たボールに対して左足側にボールを置くと、体が左サイドへ向いてしまい、逆サイドへの展開ができないのではないか?
経験豊富な方は、こう思ったかもしれません。
そこはパスを受ける前の準備を工夫します。
左足でも360°展開できるようにするには、
・どんなタイミングでサポートに入ればいいか?
・どんな体の使い方をすればいいか?
・相手DFとどれくらい距離を取ればいいのか?
利き足でプレーすることにこだわると、こういったことも考えるようになります。
後で確認すると、ピッチ中央でパスを受け、利き足の前にボールを置くプレーは、遠藤保仁選手やシャビ選手などもよくやっていました。
それまでも、彼らのプレーは見ていたのですが、そんな所には気付きませんでした。
「利き足の前にボールを置く」という知識の有無で、見えてくるものが全然違うものですね。
プレーのコツを知っているか?知らないか?
こんなちょっとの差が、試合では大きな差になるのだと実感しました。
利き足の前にボールを置くというのは簡単なようで、私も含め、ほとんどのプレーヤーができていません。
檜垣裕志さんの考え方、練習法を本格的に学びたい方は、このDVDを繰り返し見るといいと思います。
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サッカー、フットサルでは、ボールを持てるようになると、落ち着いてプレーすることができます。
ドリブルは、ボールを持つための重要なテクニックです。
一般的に、「ドリブルなどボールを扱う技術は小学生年代までに身に付けておくべきだ」と言われています。
ドリブルの指導法をまとめた本やDVD、動画も少年サッカーを意識したものがほとんどです。
しかし、これは「大人になると、身に付かない」ということではありません。
大人でもドリブル練習をすることで、ドリブル上達は可能です。
重要なのは、「ドリブル上達のためのドリブル練習法を徹底して行っているかどうか」です。
適切なドリブル練習法を行うことで、ドリブル上達のスピードは大幅に上がります。
このサイトでは、実戦的なドリブル練習法、コーンやマーカーを使った自宅でできるドリブル反復練習法などについて紹介していきます。
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